高原芸術祭 [きまぐれ記憶]
高校山岳部先輩のお嬢さんはメゾ・ソプラノ歌手で、蓼科三井の森別荘地でこじんまりとしたコンサートが開かれると案内があり出かけてきました。 場所は美濃戸の山小屋から20分ほどのところで、有名な指揮者、故渡邉暁雄さんの別荘地内にあるメモリアルホールです。
木造つくりのこじんまりとしたホールです。今回の聴衆は35名ほど、最前席に陣取りすばらしい歌声に酔いしれてました。出演者は左から ピアノ:堤 鈴恵、ソプラノ:齊藤 純枝、ソプラノ:武澤 佳絵、メゾ・ソプラノ:飯島 由利江さんです。
齊藤 純枝さん おしゃべりが大好きなようで、歌の内容を詳しく説明してくれました。身振り手振りをそえてベテランらしいお声でした。
「もし私ができないなら」ベッリーニ、「ばら」トステイ、「翼」武満徹、「セレナータ」トスティ、「エシトレリータ」ポンセ、「私の名はミミ」プチーニ、など9曲
武澤 佳絵さん 仕草は機敏で、さすがに若手らしく、張りのあるよいお声でした。
「アヴェ・マリア」マスカーニ、「小さな空」武満徹、「口づけ」アルディーティー、「岩のように動かずに」モーツアルト、「私のお父さん」プッチーニ、、など8曲
飯島 由利江さん 先輩のお嬢さんです。昨年もお知らせいただいたのですが、引越しの準備で行けませんでした。このとき歌われた 「落葉松」(野上彰・小林秀雄)を聞き損ねたのですが、なんと、高尾の我が家で歌ってくれましたが、知り合いにピアノ伴奏できる人がいなかったのでアカペラでした。、今回、ピアノ伴奏付でじっくりお聞きし、堪能しました。また、聞きたい曲のリクウエストがありますかとのことで、オペラ歌手塩田美奈子さんが歌った「津軽のふるさと」が気に入っていたのでリクエストしていたところ、今回実現、さすがにメゾ・ソプラノ 中域から高域にかけて丸みのあり、張りのある声で歌ってくれて大感激です!!。
「津軽のふるさと」米山正夫、「戦争は知らない」寺山修司・前田佳世子、「落葉松」野上彰・小林秀雄、「君の美しい編んだ髪」オブラドス、「サマータイム」ガーシュイン、「ママも知るとおり」マスカーニ、など9曲
「津軽のふるさと」、 「落葉松」、「戦争は知らない」 の3曲は歌の名前をクリックすると動画をご覧になれます。
コンサートだけではありません、前日のディナーは別な先輩ご夫婦と山小屋の近くにあるレストラン「カントリー・キッチン」でワインと豪華な洋食で乾杯、この後、コンサートホールへ、もちろん私は運転しません、一人だけ水クラスでの乾杯で、お世話になります。
山小屋は緑に包まれ、最高気温25度、都会に帰りたくありません。先輩夫婦が持参してくれた朝食です。天気がよければ近くのユリの里の散策を予定してましたが、雨で断念、数日居残って、山小屋の外装メンテナンスも予定してましたが・・・、今年中しなければ。
野鳥撮影のつもりで持ってきた300m望遠によるマクロ撮影、焦点深度が浅く良い写真が取れました。
2011-09-02 11:30
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