三極真空管 6BX7シングルアンプ その2 [きまぐれ記憶]
先日分解した6BX7シングルアンプのバイアス動作点を変更し、不足していた三極電圧増幅用12AX7を追加して完成、たった、二本の真空管でもちろん右左両チャンネル音がでます。
変更した部分は12AX7のプレート抵抗と両管のカソード抵抗値で、その他は大きな変更はなし
配線の色別も最低限区別し、束線バンドで固定、スッキリしました。出力管のカソード抵抗は手持ちが無く、2本直列につないだりしてます。
スピーカーの代わりに8オームの抵抗をつなぎ、1ワット出力時の周波数特性を測定、13年前に作った6BX7プッシュプルと比べると低域の特性が悪いのですが、これは安価なキット製品であったようで出力トランスの違いです。
出力が小さいので小編成のジャズやボーカルで試聴してみました。スピーカーは左側のブックシェルフタイプボーズ101ですが、小出力のアンプで低音補正回路もないので相性が悪くすっきりとした音がでません。
そこで、真空管アンプが全盛のころ、貧乏学生が買えた16cmフルレンジスピーカーを探し26Lのバッフルに入れ、聴いてみるとなんと、楽器の分離もよく、特にボーカルは音源が一点なのでボケもなくクリアーです。アナログレコードとの組み合わせが楽しみ。
スピーカーは昔、貧乏学生が買えた三菱ダイアトーンP610をネットで探したら、プレミアムが付き、超高価、そこで、今でも製造しているDATO VOICE DS-16を安価で入手、真ん中に高音用コーンの付いたダブルコーンタイプです。
2014-10-06 15:23
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コメント(2)
本当にシンプルな回路で、シャーシー内も綺麗にまとまってますね、
今はモノフィラなんか多分売ってないものね、昔風に結束するとしたら、たこ糸って手もあるかな(弾力ないから締まらないかな?!)。
レコードプレイヤーからの入力には、ピックアップの様式(ムービングコイルとか…)にもよるけどプリアンプが必要かもね。
。
三菱の、かの有名なダイヤトーンスピーカーとは懐かしいね、いい音するんだよね。
話は逸れるけど、某TV番組で、木の板に振動ユニットを取付たものが、真っ平らだと全く音にならないのに、少し曲げただけで、素晴らしい音色を奏でるという実験とその応用製品(木製スピーカー)を紹介していたけど、考えてみればバイオリンはじめ弦楽器は皆そういった構造してるものね。
音の世界は奥が深いよね。
何時か奥方が不在の時に聴かせてもらいに行きますね。
by ぬくいのノブ (2014-10-07 02:06)
ぬくいのノブさん
結束線ですが、JRCに勤めていたころ自衛隊のメンテナンス機器でロウを浸み込ませたタコ糸のようなものを使っていました。
今のレコードプレヤーはイコライザーが組み込まれていてアンプに直結できます。
ヤマハのフラットスピーカー(縦50cm、幅30cm)を移動が便利なようにタテ75cm、幅50cmの平板に取り付けてありますが、スピーカーの面積が広いのでいい音がでてます。両サイドに曲がり板を付けるともっといい音がでるかな。
心配ご無用、何時でもお出かけください。max2Wほどのアンプですのでかみさんには文句言われませんよ。
by みんせい (2014-10-07 20:54)