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八ヶ岳主峰赤岳登山 [山・旅]

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八ヶ岳の美濃戸口にログハウスを建ててから17,8年は経過したが、
家族で主峰赤岳(2900m)に登っているのは私だけであった。
今年は長女の旦那の希望で次女をつれて登ることになった。二人とも
本格的な登山は初めてで、登山靴、レインコート、ザックなど買い集め、
初日は赤岳直下の展望荘までの登山である。
美濃戸迄は車で入れるが、八ヶ岳の住人としては車は使わず歩いて
一時間を頑張ることとする。ここから赤岳鉱泉までは二時間の山道を
景色や野草(ホタルブクロ、クルマユリ、トリカブト、キクイモ)を見ながらの
楽しい山道だ。


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山頂はあまり天気が良くないようなので下山者から情報を集めると、
予定の硫黄岳・横岳コースは霧雨で風が強いようなので、コースを
変更し、中山乗越を越えて行者小屋に行き、地蔵尾根を登り
直接赤岳展望荘に行くこととする。中山乗越まで来ると天気が
回復し硫黄岳・大同心・小同心・阿弥陀岳の展望が開けてきた。

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ここからは地蔵尾根を一気に500m登らねば成らず、梯子や
鎖場の連続で若い二人は最初の内は怖がっていたが
慣れる内に、私を置いてドンドン登っていく。
朝、6時半に出て1時ごろ今日の宿泊小屋展望荘が見えてきた。
小屋で一息ついた後、明日の天気は分からないので、
晴れている今日、往復1時間で赤岳山頂までピストン登山とする。
山頂まであ少しの処で天気が急変し、雷まで鳴り出し、
展望の利かぬ山頂を後にした。
天気は回復傾向に有るので、明日の天気を期待したい。
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以前、テントを持って山登りをしていた頃、山小屋泊まりは苦手、
畳一枚に3名、夜中、トイレに起きるともう、寝るところが
無かった経験がある。食事も、寝具も、トイレも・・・。
今回は少し奮発し、個室を予約、食事はバイキング形式、
コーヒーは飲み放題、全てを小屋で調理したもの、寝具、トイレもきれい、
おまけに2900mで五右衛門風呂にまで入れる豪華な小屋であった。


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翌日は朝から晴天、昨夜、コーヒーのガブのみで眠れなかったが
4時頃起きだし、日の出を見て5時15分から朝食、今日の予定は
荷物を小屋に置いて、赤岳を登り返し、昨日、登れなっかた横岳
、硫黄岳を通って赤岳鉱泉に下る。
赤く輝く赤岳、山頂からは360度の展望が開ける。
富士山、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍、
北アルプス、浅間山、奥秩父、等

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鎖場や梯子が多く掛かっている横岳を注意して通過、展望の良居場所では
この景色は最高などと何回も叫び、高山植物(コマクサ、イブキジャコウソウ
ウルップソウ、チシマキキョウ)鑑賞しながら大爆裂火口の硫黄岳に到着。
近くの小屋で昼食をとのぞいてみるとメニューは全てレトルト食品、先の小屋の
バイキングとはあまりに違っているので、嗜好品をたべ、昼食は赤岳鉱泉まで我慢。

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赤岩の頭から一気に赤岳鉱泉まで下り、ありついた昼食はラーメン、
ここもラーメン以外、レトルト食品であった。
ここからの下山途中にニホンカモシカに遭遇、それも至近距離、
若い二人は熊に出合ったと思い、立ちすくんでいる。
逃げる様子もなく、写真や動画を撮りまくり、大ハプニングに
満足しながら一路、ログハウスへ下る。なかなか楽しい山旅で
二人共満足の様子。
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